@長居スタジアム
セレッソ大阪 1−0 コンサドーレ札幌
(主審:砂川恵一 天候:晴 観客:5,578人)
得点者:
(C大阪)古橋達弥(前35)
警告:
(C大阪)前田和哉、ジェルマーノ
(札幌)中山元気、鄭容臺
セレッソ大阪
GK:吉田宗弘
DF:柳沢将之、前田和哉、羽田憲司、ゼカルロス
MF:濱田武、アレー、ジェルマーノ、香川真司
FW:古橋達弥、森島康仁(→後26 小松塁)
サブ:山本浩正、江添建次郎、酒本憲幸、丹羽竜平
コンサドーレ札幌
GK:高木貴弘
DF:西澤淳二(→HT 大塚真司)、曽田雄志、ブルーノクアドロス、西嶋弘之
MF:藤田征也、芳賀博信、鄭容臺、カウエ(→後7 西谷正也)
FW:ダヴィ、中山元気(→後14 石井謙伍)
サブ:佐藤優也、岡本賢明
昨日の帰宅途中、某所にある風俗紹介所の前に置かれているテレビの周りに黒山の人だかりが出来ていました(ちょうどボクシングの試合が始まった頃だった)。戦後の街頭テレビかよと心で突っ込みながらいそいそと私もその輪の中へ。昨日の試合に関しては諸般様々な意見があると思いますが、ま、良かったですね。いろんな意味で。
さてさて水曜日に行われたJ2第44節、セレッソ大阪VSコンサドーレ札幌の試合は香川のスルーパスに抜け出した古橋が決めた1点を守りきってセレッソ大阪が勝ち、これで首位との勝点差を7にまで縮めました(これだけ負けてもなお首位にいる札幌はすごい)。
スタメンは基本前節湘南戦と変わりませんでしたが、小松に代わり天皇杯ホンダロック戦で2得点した森島康がスタメンで名を連ねました。
試合のほうは「パス&ドリブルで繋ぐセレッソVS後ろからひたすらロングボールを放り込んでこぼれ球を狙うコンサドーレ」の図式。この札幌の戦術は春先長居第2でよく見られた光景なわけですが、DFにとってはとにかく跳ね返せばいいのと同時に一瞬のミスが失点につながってしまうという非常にプレッシャーのかかるもの。そういった面で多少競り負けるシーンがあったもののヘディングで跳ね返し続けた前田、そのカバーに奔走した羽田の頑張りは評価に値するものだった思います。DFとGKは一旦試合を離れるとなかなか勘が戻らないという話を聞いたことがありますが、都並体制崩壊後なかなか試合に出られなかった羽田が前田、江添の出停というタイミングはあったもののここに来て出場機会を得て持ち前の読みの良さを発揮しだしているのは心強い限りです。っていいながら次の京都戦で黄紙もらって累積出停なんてことになったら目も当てられませんが。
もう一つ目に付くのがここのところのアレーの動きの良さ。指揮官もそして相方も同じブラジル人になったことで意思の疎通がスムーズになったのか、これまた春先長居第2でよく見られたボール持ってもどこ出せばいいのか分からないまま時は流れて
とりあえずこれで上位連戦の第一関門を突破。ここからアウェー2連戦が待っています(と言っても内1つは地理的にはアウェーって感じがしませんが)。この日の勝利で一息ついてしまうことなくさらに勢いをつけて一気に駆け抜けてほしいですね。
それにしても本当毎年毎年この季節はこういうビリビリした緊張感のある展開になるなぁ…(今年に限っては春の段階では絶望感たっぷりだったけど)