2006年Jリーグディビジョン1 第26節
@長居第2陸上競技場
(主審:奥谷彰男 天候:曇時々晴 観客:7,013人)
セレッソ大阪 1−1 清水エスパルス
得点者:
(C大阪)古橋達弥(後41)、
(清水)マルキーニョス(前20)
警告:
(C大阪)ゼカルロス
(清水)森岡隆三、高木純平、枝村匠馬
セレッソ大阪
GK:吉田宗弘
DF:前田和哉、江添建次郎、山崎哲也
MF:河村崇大、ピンゴ(→後25 柿本倫明)、古橋達弥、ゼカルロス、名波浩(→後9 大久保嘉人)
FW:森島寛晃(→後41 苔口卓也)、西澤明訓
サブ:多田大介、山田卓也、下村東美、ジャパ
清水エスパルス
GK:西部洋平
DF:市川大祐、青山直晃、高木和道、森岡隆三(→後27 和田拓三)
MF:アレシャンドレ(→後44 杉山浩太)、枝村匠馬、伊東輝悦、高木純平
FW:マルキーニョス(→後32 矢島卓郎)、チョジェジン
トラック付きの競技場の中では屈指の見やすさを誇ると言われる長居スタジアムから屈指の見にくさを誇る(メインスタンドを除く)と言われる長居第2へのお引越し後初戦。
前節ロスタイムに同点ゴールを決めた酒本が骨折で戦線離脱。その位置に古橋が入った以外は前節と同じメンバーで臨む。
前半立ち上がりから清水ペース。
って何回この書き出しを書けばいいんだろ… タヌ…監督が言う通り前半は本当に死んだゲームだった。ボールが繋がらない以前にマイボールにできない。ボールを奪ってもあっさりパスをカットされる。ああ、この道はいつか来た道…
攻撃のキーマンとして期待された名波は伊東の完全マークに苦しみ、いつもの展開力を見せることができず。タヌ…監督がもう一人のパスの出し手と期待して起用しているピンゴはパスを受けてもそこからDFへのバックパスばかり。あんな攻撃的じゃないブラジル人見たことないっすよ。
失点シーンも簡単なミスから。清水の攻撃をなんとか凌ぎ、ボールはゼカルロスへ。このゼが自陣深いところからドリブルをしようとしたところを簡単にボールを奪われ、繋がれてマルキーニョスに決められて失点。さすがにこの時はしばし呆然。この後どれだけ頑張ろうともこの緩慢プレーだけは許せない。
後半、名波に変えて大久保を投入してからはセレッソがペースを掴み(風のせいもあったかもしれない)、徐々に攻撃の形を作り始めるも清水の堅い守備+西部の好セーブの前になかなか点を奪うことができない。
それでも試合終了間際、ゼカルロスからのボールを森島寛が折り返し、そのボールを古橋が押し込んで辛うじて同点に持ち込む。
その後は森島寛から代わった苔口が持ち前のスピードを活かしてチャンスを作るもそのまま試合終了。ホームで2試合連続追いついてのドローという結果に終わった。
上にも書いたように、タヌ…監督はピンゴに名波ともう一人のパスの出し手として期待しているようだが、現状(今の時点で現状なんて言ってる場合じゃないのだが)その役割は無理だと思う。鹿島戦のように少し高めの位置でプレスがかからない状況であるならそれも可能かもしれないが、ボランチの位置で相手に高い位置からプレッシャーを掛けられるとすぐにボールを後ろに返してしまうため、攻撃のリズムが死んでしまう。名波のサポートを河村にさせるのならば、やはり相方は汗かき役、宮本や下村の方がいいのではないかと思う。特に宮本は正確なキックもあるし、十分ピンゴの代わりになると思うのだが…
試合終了後のエントリでも書いたけど、福岡が勝利したためまた最下位に逆戻り。
終了後、中には拍手している人もいましたが、私はできませんでした。
いや、もちろんよく追いついたと思いますし、選手は全力で戦っていると思いますよ。というかこの時期にこの順位で危機感を感じていない選手がいるならお目にかかりたいものですが。
欲しかったのは1じゃなく3。
だから拍手はしませんでした。
次の試合では手が破れんばかりに拍手をさせてください。お願いします。

メインスタンド。ガラガラです。
SB席の年間パスポート持ってる人はメインに座れるとか考えてみてはどうですか、営業さん?

一方こちらはギッチリ。あそこ、後ろの方に立つとほとんど見えないっすよね。

一方清水サポもギッシリ。

さすがにどの選手にも笑顔はありませんでした。
次に期待してますよ。

最後はカメラ目線で。
posted by すけ at 00:31| 大阪 ☁|
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セレッソ
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